わたしたちの保育・教育について
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わたしたちの保育・教育について

わたしたちの保育・教育
様々な経験から学ぶ
人生で大切なことを
子どもひとりひとりの「ありのまま」を愛して「こどもじかん」を大切にし、居心地のいい場所を作っていきたいと思います。
そして人生で大切なことは「園生活」の中に埋まっています。
私たちは「子どもが主体」、「遊びが根っこを作る」、「環境に願いを込める」の3つの柱を大切にした保育を展開しております。
学びへの探求心は「遊び」で芽生えます。その関係性の積み重ねで、
大人も子どももどうやったら居心地よく暮らしていけるかを考え続けます。
人権を守る

子どもといえども一人の人格を持った人間として尊重し接します。
「男の子らしく、女の子らしく」といった枠にはまった捉え方は今もこれからの世の中では通用しません。
「~らしく」と自分の主観を押し付けていくのではなく、一人ひとりの人格や個性を認め合いながらいかに居心地よく過ごしていくのかを考え続けます。
子どもが主体であること

日々の遊びから行事の内容まで子どもたちに任せて、どうすればいいかを話し合い、自ら決めていく経験を積み重ねます。
自分でやりたいことをみつけて方法を考えて、達成していくことです。その関係性の積み重ねが自分に自信を持つことに繋がります。
遊びが根っこを作る

子ども時代の経験した遊びが、その人の支える根っこと考えます。
遊びの中で「不思議だな」と思ったり感じたりしたこと、試行錯誤を繰り返し課題を乗り越え、「できた」「わかった」という喜びや達成感、楽しかったという満足感を得る経験の繰り返しが根っこを作ります。
自分がやりたいこと、大好きなことで、たっぷりと心が満たされる時間を大事にします。
環境に願いを込める
目に見える環境
保育室内の環境はどのクラスも木のぬくもりのある安心して過ごせる環境です。手に取る遊具やおもちゃも木と木が重なり合うときれいな音が聞こえます。なめても安心安全な素材の遊具です。また園庭には丸太や竹・木の机といす、築山、ドラム缶などがあり、大型遊具はひとつです。そこには、子どもたちが主体的に意欲的にいろいろなものに挑んでいく姿があります。季節の花や観葉植物・メダカ・カメ・そしてカブト虫の幼虫など本物を見て触り育てることも情緒の安定につながる大事なことと思っています。
目に見えない環境
子どもたちが興味・関心や意欲をもち、様々な人との関わりの中で育まれる基本的信頼関係や、対話を通じて安心して居心地の良い場所が作られ続けています。自然の美しさ・不思議さに対する豊かな感性の獲得にもつながります。すでに持っている知識と新しい知識がどんどん結びついていく学びの環境に大人の願いがあります。
絵本を遊びの真ん中に

当園は絵本が真ん中にある保育を実践しております。
子ども達の育ちの過程には、絵本に親しむ時間と絵本から遊びや学びに繋がる瞬間があります。
その時間や瞬間を大切にし、絵本が自然と真ん中にある保育を心がけています。
鹿児島県立図書館ボランティアサークル「さざなみ」の方々が月二回絵本の読み聞かせに来てくださいます。
わらべ歌や遊びから絵本の読み聞かせが終わるまで、子どもたちのワクワクはとまりません。
過ごしやすい季節には、園庭のパラソルの下で絵本の時間が始まります。
絵本の貸し出しを実施
エントランスには小さな絵本コーナーがあります。さまざまな絵本にたくさん触れ親しんでほしいと思います。また、保護者向けの本も少しずつそろえています。子育てにひと休みする時間をおすそ分けします。
学びに向かうチカラ
主体的・対話的で深い学び、遊びを通した学びを大事にする幼児教育(アクティブラーニング)は、日々の生活と遊びを土台にすることを大切にしています。週に1度、深い学びを通して、「なぜ」、「どうやって」を考える時間があります。その時間は、“音楽”・“生活”・“芸術”の3つのグループに子どもたちが選択し自己決定します。異年齢の子どもたちが一緒に、わくわく・はらはら・どきどきする気持ちと対話を尊重しながら決定していくことを連続的に行い、自分以外のだれかの考えを受け入れながら、自分もまた考えだす体験の多様性と関係性を深めていきます。子ども自身がやりたいことを実現するために、物事に粘り強く取り組み、友達との関わりの中で、自分の気持ちを調整することができること・・・。
おおぞらこども園では、【学びに向かう力】を大切にしています。
食育活動

当園では、子どもたちの食の世界を広げる「絵本のレシピメニュー」と「月の一度の郷土料理メニュー」を取り入れています。
園の畑で収穫した季節の食材に触れ、実際にスナップエンドウのスジ取りやとうもろこしの皮むき、白菜むきなどを体験します。 その後は、子どもたちのリクエストに応えたメニューになり、その日の給食で食べられます。
それは、子どもたちが自分たちで育て収穫に至るまでの「子ども1人1人の物語メニュー」になります。
献立について
当園の給食では、サイクルメニューを取り入れています。
サイクルメニューでは、同じ食品や料理が周期的に提供されるため初めて給食が提供されたときに食べられなかった食品や料理を繰り返し出会ううちに慣れ、おいしく感じるようになっていきます。給食の時間ではひとりひとりに配膳をし、献立名も言いながら配膳していきます。
食育の一環として、苗植えから収穫までの過程に関心を向けるために、畑で採れた野菜を給食に取り入れています。
季節を楽しんでもらうために、旬の食材を取り入れ、子どもたちに食材を知ってもらうようにしています。また、暑い日には、塩分補給に気を付けるために少し味を濃くしています。当園では、週に2回雑穀米をとりいれた「かみかみメニュー」を提供しており、スープの具をサイコロ状に切ることで、よく噛んでもらえるように工夫をしています。雑穀には食物繊維、ミネラルが豊富に含まれており、白米に比べて噛みごたえのしっかりしたものが多いので自然と噛む回数が増えます。3月には年長児さんからのリクエストメニューを実施しています。子ども達からどんな給食がリクエストされるか楽しみです。
調味料について
当園では、食品添加物の少ない調味料を使用しています。
●きび砂糖
最小限の不純物を取り除き結晶化させたもの。ミネラルやカルシウムなどのさとうきび本来の栄養素が豊富に含まれています。
●濃口醤油、薄口醬油
お醤油は原材料にこだわり、伝承された本醸造醤油です。食品添加物不使用。遺伝子組み換えでない大豆を使用したお醤油です。
●有精卵マヨネーズ
平飼い鶏舎で自由に動き回った鶏たちが自然に交配できる環境で産んだ卵を使用し、油は搾製法のみでしぼったなたね油とべに花油をブレンドした油を使用した有精卵マヨネーズを使用しています。